永遠に準備中

中国のエンタメを追いかけてます

大麦(DaMai)でチケットを買う

中国においてチケット販売は先着順なことが多いです(他国でも中国と同じ状況と聞いたことがあるので、日本が特殊なのかも?)。抽選制の販売方法は存在しますが少ないのが現状で、弱肉強食な世界…。

まず「大麦」とはなんぞや?と言う感じですが、中国の大手チケット販売プラットフォームの名前のこと。

筆者は先日大麦を使い販売開始からほぼ1秒で売り切れて絶望→”回流票(回流とは流れ去ったものが流されて戻ってくるという意味。決算ミス等で弾かれたチケットのこと)”で約10分後に無事チケットゲットを経験しました。

初めて大麦を使う人に参考になればと思い記事を残します。

 

 

前提条件

前提としてこのプラットフォームを使うには中国大陸もしくは香澳台の電話番号、そして微信支付(WeChatPay)での決済が可能であることが必要条件となります。

ちなみにこの条件が揃わず自分が買えなくとも、個人情報登録は親チケット所持者となる人にやってもらえるので、条件が揃った同行者にチケットを買ってもらうことが可能です。

 

どこで

大麦アプリもしくは微信のミニプログラム(小程序)を使ってチケットを購入することになります。

アプリをいちいちダウンロードしなくてもいいので、個人的に微信のミニプログラムはおすすめです!

微信ならここからミニプログラムにたどり着いてください

 

はじめに

アプリの登録を済ませた後、あらかじめ本人確認のための個人情報を登録しておくと安心。誰かと一緒にライブに行く場合はその人の情報も登録する必要があります。「观演人(鑑賞者)」の欄からパスポートでの名前とパスポート番号を入力。

「实名认证(実名認証)」は中国の身分証を持っている人しかできません。実名認証ができなくても、個人情報は「观演人」に登録すれば大丈夫です。

個人情報が登録できるとこんな感じ

 

告知後の動き

チケット販売が告知されたら「我想看(見たい)」にハートをつけましょう。

そして「即将开抢(アラート登録のようなニュアンス。販売開始するとお知らせされる)」で欲しいチケットの種類を一旦登録。ただこれはどこまで効果あるのかわからず…とりあえずここまで終わったら販売のタイミングまで待つのみです。

 

販売開始後の動き

カウントダウン終了と共にチケット販売が開始になります。

しかし私の欲しかったチケットはぴったりにクリックしたつもりが売り切れてました。びっくりするくらい早かった。


ここで先人の「”回流票”がある」という言葉を思い出します。「缺货登记(品切登録)」をポチポチ何度も更新すると突然「缺货登記」の文字がないチケットが!

 

決済の際に先に進めない中、この動きを何度か繰り返し、ようやくチケット購入できました。

 

 

コツは「缺货登記」を何度もクリックして更新すること。大体20分くらいの間は回流票を見かけることができましたし、先人によると30分くらいは希望を捨てずに頑張ってとのこと。

そして中国国内にいる場合、VPNは通さないほうがいいかもしれないです(決済でもたつく可能性があるので)。

 

現状チケット購入のためにはたくさんのプラットフォームがあるのですが、初の熾烈なチケット購入だったので記録しておきました。各公演によって求められるものが違いますし、すぐ必要な前提条件が変わるのが中国ですが、2023年5月初旬の状況として読んでもらえると幸いです。