永遠に準備中

中国のエンタメを追いかけてます

北京の番組観覧に参加したよ

2023年6月14日(水)に朝阳打歌中心の番組観覧に行ってきました。人生初の番組観覧をまさか北京で経験することになるなんて…ということで、体験記です。

収録回のアーティストたち

 

とりあえずやってみた応募

Weiboにて2週間後の観覧の募集があるのを発見。まずはWeiboの中で用意したグループに入ってくれということでした。

なんか適当に私は音楽が大好き!と年齢とか条件に合う髪色だよ(金髪なのでカツラ被る前提で嘘つきました🤥)!とか書いてグループに入るのを申請…程なくして申請が許可されました。昼告知されてすぐに申請したんですが、その日の夕方に申請した友人は許可されなかったみたいなのでタイミングは大切。

2-3日後にグループ内でQRコードが貼られ、そこから飛ぶWebサイト(中国版のGoogleフォームみたいなもの)に必要事項を記入しろとのこと。中国人が持つ身分証番号が求められましたが無理やりパスポート番号を書いて外国人だからパスポート番号しかないよー!と注意書きしました。ちなみに中国ではこういう「とりあえずやってみる精神」大切です。

自分の最近の写真の添付や、QQというソーシャルメディアのIDも必要でした。

 

収録の1週間前にショートメールメッセージで観覧に選ばれたと通知が届きました。QQ内にあるグループで当日についての情報は告知されるとのこと。


でもQQを急いで拵えたのもあってなかなか友達申請が来なかったので、「QQを使ったことがなく不慣れでアカウント番号を間違えて書いたかもしれない。もう一度確認して欲しい」と送ると「もう一回友達申請するから待ってね!こうやるからね!」と画像付きで操作を丁寧に紹介してくれて、ちゃんと友だち申請が来ました。

番組観覧グループではさまざまな通知が。集合時間と場所や当日は携帯電話を触れないこと、なかなか休めずきついこと、収録現場のトイレは少ないこと…などなど。明るい髪、ロゴが大きく印刷された服、タトゥー、男性のピアスについても禁止とあり、一般的にタレントも禁止と言われている項目はやっぱり…という気持ちになりました。しかし!収録にブロンドのアイドルがいたので明るい髪については収録で目立たないように求められたのかもしれません。

当日までかなりの人がドタキャンしてたのが印象的でした。

 

当日朝・地下鉄駅集合

当日は北京の南西部の行ったことない駅で朝10時集合!ほぼ利用者がいない駅で(通勤ラッシュだと違うと思います)指定の出口に向かうと人だかりが。

収録参加に同意するという書類を配られ、サインすると身分証のコピーを渡すよう求められました。私はうっかりコピーを忘れ…しかしパスポートはあなた1人だからまた声かけるねと言われます。

サインした人からバス乗車

順にバスに乗り込み点呼を終え、3-40分乗って収録中の注意などを聞きました。隣の林墨オタクと話をしていると、大学生で郑州から高鉄で朝来たらしく強い!

すでに遅刻した人などがおりバスでなぜか40分ほど待たされたのもあってスタジオに入る前にもう昼になりました。バス内で昼食が配られ、マックの一番安いチキンのやつひとつじゃん…!とドリンクもなかったので皆で絶句。友人からは「ちょっと張り切った中学生のピクニック…」とコメントいただきました。

この時は元気いっぱいでした

パスポートは回収され(怖…)コピーとってくれました。先ほど記入した書類に親指でハンコするよう促され、流れで親指ハンコ。中国で初めてハンコしたんじゃないかな?

 

スタジオ到着

食事を終えてからも10分ほど移動し、12時ごろやっとスタジオに到着。スマホ等いろんな荷物を鍵付きロッカーに預けました。液体持ち込み禁止と言われていたけど自分のジュース持って入ってる人がいたのでここは後悔している点です。

荷物を預け終わったら順に並んで腕に番組観覧の証明を巻いてもらい、入場。この時列を2つに分けられたことでラッキーなことに1列目を確保できました。

撮影現場に入ってみると意外と規定を守っていない人はいて、タトゥー有や緑の髪の方も…やっぱり「やってみる精神」大事ですね。でもそういう人は最前列からは下がってと言われてました。

あとスタッフとして紛れ、勝手に入った人がいたらしく収録前に連れて行かれてました。恐怖。

 

平日でしたが結構社会人多めで、仕事休んできたよ〜と和気藹々と交流。また収録メンバーの関係でINTO1の团粉(箱推し)が多めで、Tシャツ着たりピンバッチつけてる人もいました。単推し文化と言われてる中国のアイドルファンですが、意外と目を向けると箱推し派も多いなあというのが現地に行って感じた感想です。

リハで《天生就要飞》が流れたときには皆で絶唱。もうめっちゃ楽しかったな…。

www.youtube.com

アーティストが登場する前に一通り歓声や顔の撮影などは済ませられました。これが結構時間がかかり、実際収録が開始したのは15時以降だったと思います。

 

収録開始

朝阳打歌中心はかなり舞台セットに力を入れているので、舞台転換に30-45分かかってました。1人のアーティストにつき1時間くらい収録の時間がかかっており、元々22時までと言われてましたが、始まってすぐもう無理だな…みたいなムードが流れます。だって12人もいるもんね。

よって待ち時間は皆各々好きに地べたに座り、おしゃべりタイムとなりました。おしり痛かったけど面白かった。オタクによる推しの好きなところ語りとか、自分もミュージカル部に所属するパフォーマンスオタクによる仔細な批評、明日之子オタクが多かったので「水果星球どうしてあんなことに?」と打ちひしがれるなどなど…。皆すごい優しかったし楽しかったなあ。

また、皆番組観覧応募前から出演者知ってたらしいです。後援会(非公式ファンクラブ)って強い。

外国人というのはパスポート出さなきゃだったのでバレていて「誰見に来たの?!」「てかなんで中国にいるの?!」と質問責めに遭いました。

また会うなんて(写真は昼撮ったもの)

ミネラルウォーターは好きなだけ飲めましたが、夕食に提供されたのはまさかの昼食と同じメニュー。「こんなにキツいのに…私は北京で闇金ウシジマくん貧困ビジネス回の人になったの…?」と嘆くもここは中国、誰も理解してくれません。

皆でせめてメニューは変えて?!とキレながら食事を済ませました。

21時くらいからは帰り始める人が続出。とりあえずもう1回AKが歌う!という噂があったので残りました。12人パフォーマンスを見た後、カメラの関係か刘宇さんと林墨ちゃんの撮り直しが発生し、深夜1-2時というのにしっかり笑顔で踊り切る姿に感動…最後まで私たちを労ってくれて本当にアイドルだったなあ。

結局2時過ぎに収録が終わり、一旦主要な中心地までバスでまとめて送ってもらい、帰る場所が近い人でまとまってタクシーに乗りました。タクシーは自腹なのでうーん…という感じ。

「いつ配信?」というファンの質問にスタッフさんは「答えられない、そんなに遠くはないはず」と言ってました。最終的には1ヶ月半で配信になったので順調に進んだのだと思います。

 

パフォーマンスざっくり感想

INTO1メンバー中心になるのですが…

・刘宇さん、この世に存在してるの…?みたいな美しさで目をゴシゴシした。重力を感じさせない動き…。

・林墨ちゃーん!!!やっぱり彼のダンスが好き。かなり緊張してる様子が伝わってきたけど、完璧に踊る姿が美しかった。ファンが揃ってTシャツ+ジーンズスタイルで偶然とは思えない一致ぶり。

・AKがパフォーマンス前に「メガネあった方がいいかな〜?」とか訊いてきてズルすぎた。生声きれいすぎ。透明感やばすぎ。バス停のセットがあるせいで位置がずっと遠く…皆悶えてました。

・Mimiちゃんのステージが息を呑む美しさで、その場の空気が全部持っていかれてた。

・Whiteさんの声甘くて可愛かったー!

・FancyWallの場の盛り上げ方はピカイチ。正直アイドルファンが多く、バンドのファンという人はいなかったけど一瞬で皆が夢中になってました。

 

番組観覧に参加した感想

1列目で見るのは難しいアーティストを、6-80人の観客で見るというのは贅沢な経験でした。しかも無料だし。たくさんの陽気なオタクと出会い、いろんな話をできたのもすごくよかった。

しかしやっぱり段取りor収録人数どうにかならなかったのかな!4-5時間押しってアーティストにとっても良くないよ!?労働基準法?!になりました。長時間地面に座ったことで体がバキバキになったし疲れすぎたので、よっぽどじゃない限りもういいかな…。

結果的には2度目は要らないけどいろんなことを知れて良い経験になりました、という感想。でもとりあえずやってみよう精神でまた行ってたら笑ってやってください。

北京のライブハウス探索④北京・疆进酒

北京のライブハウスについて紹介する企画第四弾!実は北京に疆进酒の名を持つライブハウスはふたつ存在し、「东市・疆进酒」もあります。広州にも同じ名の箱があるらしい。今回はそんな北京・疆进酒(OMNI SPACE)について紹介します。



📍場所

北京市西城区天橋南大街9号楼天橋芸術中心B1-103

天橋芸術中心

最寄りは地下鉄の天橋駅で、そこからなんだかんだ歩いて5分くらい。天橋芸術中心(中心はセンターの意味)はオペラや京劇なんかをやるホールで、建物の地下にライブハウスがあります。直接建物に入れたらいいんですがそれが無理で、迂回させられるのが歯がゆいところ。

立派なホールの入り口横の東チケット売り場から、

地下にエスカレーターで降るとライブハウスがあります。

駅周辺は割と閑散としていて、同じ建物内に日本料理店なんかもあるんですが、全体的にちょっと値段が高めなので(要するにホールに来るお客さん向けなんです)KFCとかまで歩くのが正解な気がしています。

 

🎙現場の様子

ステージに高さがあり、奥に広くて頑張ったら800人くらいは入れそうな大きさです。ベテランバンドが北京のツアーで選ぶ場所という印象。どこからでも見やすくて広い現場です。ライティングも凝っててめっちゃ楽しい。

空調がたくさん用意してあり、気温の管理がバッチリな現場

追加料金を払うと2階からライブを見れて、出演者はよくそこから観覧してます。後方にベンチがあるので座って休憩できるのがかなりありがたいです。ライブハウスを出ると芸術センターの地下で中庭のようになっているので、好き好きに座って休憩できるのも雰囲気があって好きです。

記念撮影できるポスターの掲示

営業中の様子は見たことないんですが、ショップのようなものも併設されていて、音楽シーンを盛り上げようとしているライブハウスであることが伺えます。今度は入りたいなあ。

 

🎟チケットの取り方

チケットが基本秀动というプラットフォームで購入できるので、こちらのアプリを真剣に追うと公演情報は得られます。早めにチケットを買うと1公演100-160元前後です。価格は出演者よってかなりバラバラな印象。

会場は公演時間の30分前くらいから人が集まり出します。入場の際、入り口右手のカウンターで電子チケットのQRコードをスキャンしてもらうと手の甲ににスタンプを押してくれます。

 

🧺ロッカー

会場前に大きなロッカーあり。会場内にちょっとしたテーブルがあり、冬は皆さんコートを置いているのでノーセキュリティーですが便乗するといいと思います。

 

🍺ドリンク

ビールとカクテル、ソフトドリンク等々あり。ビールは40元から、カクテルは45元から。他のライブハウスに比べると割高な印象。

バー部分に椅子があるので座って飲んでいいですし、ライブハウス後方の2階部分で座るのもアリ。



🚽お手洗い

トイレはライブハウスを一旦出て、芸術センターのトイレを使うことになります(地下の同じ階にあります)。

建物内のトイレなので秩序が保たれていますし、手洗い場や鏡、購入できるティッシュなど用意されていて安心感があります。

 

※以上すべて個人の体験に基づくものであり、2023月7月時点の情報です。

 

北京のライブハウス探索③乐空间

北京のライブハウスについて紹介する企画第三弾です。

グルチャで突然告知されて、気分で毎週末フラッとライブに行ける北京生活は最高ですね…とちょっと一時帰国中なので振り返りエモい気持ちになってます。今回は乐空间(Yue Space)について紹介します。

 

この門を抜けて奥にライブハウスがあります

 

📍場所

北京市東城区北新橋板橋南巷人美大厦北一层

最寄りは地下鉄の北新橋駅で、そこから歩いて7分くらい。

この辺りは北京の若者もアツいと思っているらしいスポット。食事やお酒を飲むのにいい感じの場所が多く、老若男女並ぶ人気店からSNS映えするような場所までいろいろあります。行った中でもお気に入りのお店をいくつか紹介します。

日本風居酒屋の大塚食堂、リーズナブルで🙆‍♀️

气泡传达室。とにかくビールが美味しい!

 

🎙現場の様子

ステージの横幅は狭いですが、奥に広いので頑張ったら600人くらいは入れそうな大きさです。ステージが高さがあるのでどこからでも見やすいです。

天井の梁が剥き出しなので、京都の磔磔を思い出しました。キュン。

写真のようなものが飾ってある区域が特別スペース

追加料金を払うと最後部の階段上からライブを見れます。ここの下あたりからバーにも繋がっていて、入ったことないですが見た感じソファなどあって落ち着けそうな空間。

チケットが突然超割引額で放出されることがあるので、客層はすごく若い印象。映画に行く・動物園に行く、こんな感じの遊びの選択肢に「ライブハウスに行く」があるんだなーとしみじみ思います。

 

🎟チケットの取り方

チケットが基本秀动というプラットフォームで購入できるので、こちらのアプリを真剣に追うと公演情報は得られます。早めにチケットを買うと1公演90-120元前後です。ちょっとサバイバル番組で名前が売れた歌手くらいだったらこの箱でやるので、価格はかなりバラバラな印象。

会場は公演時間の30分前くらいから人が集まり出します。入場の際、電子チケットのQRコードをスキャンしてもらうと腕にスタンプを押してくれます。

 

🧺ロッカー

棚は自由に使ってOK

 

会場前にロッカーあり。ただ会場内に何も入ってない棚がそこかしこあるので(布かかってるところ引っぺがして皆、物置いてます)、適当に物が置けます。

 

🍺ドリンク

メニュー

ビールとカクテルあり。本日のビールはちょっと安くで買えます。ビールは30元から、カクテルは50元から。ライブハウス後方に2階と半地下に分かれバースペースあり。



🚽お手洗い

トイレはライブハウスを出て2分くらい歩いたところに公衆トイレあり。

正直印象としては北新橋駅周辺の公衆トイレは汚いです。区の管理によってこの辺変わるのかな?と思います。ハズレ経験が異常に多く、正直あんまり使いたくない…。我慢あるのみです。

 

 

※以上すべて個人の体験に基づくものであり、2023月5月時点の情報です。

 

大麦(DaMai)でチケットを買う

中国においてチケット販売は先着順なことが多いです(他国でも中国と同じ状況と聞いたことがあるので、日本が特殊なのかも?)。抽選制の販売方法は存在しますが少ないのが現状で、弱肉強食な世界…。

まず「大麦」とはなんぞや?と言う感じですが、中国の大手チケット販売プラットフォームの名前のこと。

筆者は先日大麦を使い販売開始からほぼ1秒で売り切れて絶望→”回流票(回流とは流れ去ったものが流されて戻ってくるという意味。決算ミス等で弾かれたチケットのこと)”で約10分後に無事チケットゲットを経験しました。

初めて大麦を使う人に参考になればと思い記事を残します。

 

 

前提条件

前提としてこのプラットフォームを使うには中国大陸もしくは香澳台の電話番号、そして微信支付(WeChatPay)での決済が可能であることが必要条件となります。

ちなみにこの条件が揃わず自分が買えなくとも、個人情報登録は親チケット所持者となる人にやってもらえるので、条件が揃った同行者にチケットを買ってもらうことが可能です。

 

どこで

大麦アプリもしくは微信のミニプログラム(小程序)を使ってチケットを購入することになります。

アプリをいちいちダウンロードしなくてもいいので、個人的に微信のミニプログラムはおすすめです!

微信ならここからミニプログラムにたどり着いてください

 

はじめに

アプリの登録を済ませた後、あらかじめ本人確認のための個人情報を登録しておくと安心。誰かと一緒にライブに行く場合はその人の情報も登録する必要があります。「观演人(鑑賞者)」の欄からパスポートでの名前とパスポート番号を入力。

「实名认证(実名認証)」は中国の身分証を持っている人しかできません。実名認証ができなくても、個人情報は「观演人」に登録すれば大丈夫です。

個人情報が登録できるとこんな感じ

 

告知後の動き

チケット販売が告知されたら「我想看(見たい)」にハートをつけましょう。

そして「即将开抢(アラート登録のようなニュアンス。販売開始するとお知らせされる)」で欲しいチケットの種類を一旦登録。ただこれはどこまで効果あるのかわからず…とりあえずここまで終わったら販売のタイミングまで待つのみです。

 

販売開始後の動き

カウントダウン終了と共にチケット販売が開始になります。

しかし私の欲しかったチケットはぴったりにクリックしたつもりが売り切れてました。びっくりするくらい早かった。


ここで先人の「”回流票”がある」という言葉を思い出します。「缺货登记(品切登録)」をポチポチ何度も更新すると突然「缺货登記」の文字がないチケットが!

 

決済の際に先に進めない中、この動きを何度か繰り返し、ようやくチケット購入できました。

 

 

コツは「缺货登記」を何度もクリックして更新すること。大体20分くらいの間は回流票を見かけることができましたし、先人によると30分くらいは希望を捨てずに頑張ってとのこと。

そして中国国内にいる場合、VPNは通さないほうがいいかもしれないです(決済でもたつく可能性があるので)。

 

現状チケット購入のためにはたくさんのプラットフォームがあるのですが、初の熾烈なチケット購入だったので記録しておきました。各公演によって求められるものが違いますし、すぐ必要な前提条件が変わるのが中国ですが、2023年5月初旬の状況として読んでもらえると幸いです。

北京のライブハウス探索②黄昏黎明俱乐部DDC

北京で毎週のライブハウス通い、相変わらず継続中です。北京のライブハウスについて紹介する企画第二弾は、よく通っている黄昏黎明俱乐部、DDC(Dusk Down Club)について紹介します。

この建物の地下にライブハウスがあります

 

📍場所

北京市朝阳区神路街39号地下一层

最寄りは地下鉄の東大橋駅。そこから歩いて20分くらいかかるので、ついタクシー使っちゃいます…。同じ建物内にDADAという老舗のクラブがあります。

この辺りはグルメストリートと言われるだけあって、周辺には食事できるスポットがたくさん。建物内にも焼肉屋さんなどがあり、隣の建物にはAnnie'sという北京のどこにでもあるおいしいイタリアンや小吊梨汤という北京料理店が。余談ですが小吊梨汤で出演前のアーティストに鉢合わせドキドキしたことがあります。

いろんな国の料理が食べられます。隣なので便利。

10分くらい歩いたところには、日本人には嬉しいとんかつさぼてんや一幸舎、The Mango Tree Houseなどが入ったモール(侨福芳草地购物中心店)が。ここは北京でも随一くらいにトイレが綺麗。モールの向かいにはおいしい二郎系ラーメンが食べられるお店もあります。

満麺さん。二郎系ながら上品で(!?)おいしいです。

 

🎙現場の様子

入口にレンタルモバイルバッテリーあり。

詰めれば1,000人くらいは入れそうな大きさです。ステージが横に大きくて高さがあるのでどこからでも見やすいです。解放したりしてなかったりですが、ソファがある2階席もあり。

2階部分まで吹き抜けの高さがある分か音がかなり良くて、クラブタイムには体が揺れるくらい大きい音が聴けます。初めて行った時は東京鶯谷のキネマ倶楽部を思い出しました。

アーティストはステージ下手の端に繋がった控え室から出てきます。しかしアーティスト用の出入り口はないので出退勤の際は客と同じ出入口を使ってますし、フロアでは出演者がライブを見ていたりお酒買ったりしている姿をよく見ます。

番組で見たアーティストの後ろで音楽を聴く…なんて体験も

《明日之子第四季》や《超感星电音》で活躍した刘炀が運営に関わっているのか、彼の友達関係の出演がとても多いです(公演時出演者たちからよくお礼を言われています)。

客層は比較的若めで、ディープな音楽ファンも多いですが网红(インフルエンサー)の姿が目立ちます。皆おしゃれで眼福。

 

🎟チケットの取り方

公演についてはREDのようなSNSでファンがまとめたものを見つけるか、微博・微信の公式アカウントをフォローして配信される記事から情報をゲットする必要があります。DDCは微博をしっかり更新してくれる印象。

チケットは記事内から微信のミニプログラムを通じて購入することが多いです。決まったプラットフォームはない印象。なので決済手段については書けず…。早めにチケットを買うと1公演100元前後です。

会場は公演時間の1時間前にオープンすることが多いです。ステージが横に広いのでガッツがあればすぐ最前に行けますし、あらかじめ待機する必要はほぼなさそうですが、運がよければ出演者たちが公演前に宴を始めている場面に出会えるかも…。

入場の際、購入履歴にあるQRコードをスキャンしてもらうと腕に入場証を巻いてくれます。公演後、大抵午前0時を過ぎたあと始まるクラブタイムは基本的に無料で入場できます。



🧺ロッカー

中に入ってすぐ左側にロッカーあり。

また会場にはハンガーとラックが置いてあります。無料で自由に洋服等を架けておくことが可能です。

 

🍺ドリンク

ビールはアサヒの生ビールが1杯30元から(良心価格)。カクテルやソフトドリンク類も充実していて、少し割高にはなりますがポテトフライ等のフードも提供されています。

会場内にはちょっとコップや瓶を置いて置けるようなテーブルがあるので安心です。最前に行く際はステージにドリンクを置くと機材の管理の関係で怒られているのを見ました。要注意。



🚽お手洗い

トイレは会場内にあり、紙も備え付けてあります。そこそこ清潔に保たれていますし、4つほどあるのであまり待たずに使えます。

 

 

※以上すべて個人の体験に基づくものであり、2023年4月時点の情報です。

 

北京のライブハウス探索①SCHOOL学校酒吧

中国では2022年12月以降新型コロナウイルス感染に対する政策が急激に緩み、北京ではほとんど日常が取り戻されています。ほぼ毎週末のようにライブハウス通いしているので、行った場所について、いくつかポイントに分けながらぼちぼち紹介したいという企画です。

 

門。奥に進むとバーとライブハウスが

 

📍場所

北京市東城区五道営胡同53号院

最寄りは地下鉄の雍和宫駅で、そこから歩いて8分くらいの便利な立地。五道营胡同(北京の昔ながらの路地を胡同と呼ぶ)は人気のカフェやレストラン等が並ぶオシャレな道なので、ライブ前にご飯を食べたりちょっとお酒を飲んだりするのにも良い感じです。

KFCで買ったものを持ち込み、赤ワイン(1杯:60元)を

 

ひとつ前の安定門駅(安定门站)周辺も良い感じ。老舗で手頃な価格で楽しめる料理屋さんがたくさんあります。

オススメの北京らしいご飯が食べれる老舗、餡老満

 

🎙現場の様子

200人も入ったら満杯だろうなーというくらい小さな箱ですが、北京の中でも老舗のライブハウス。

音とライティングはかなり荒削りな感じ…!ですが、とにかく熱気がすごくて、雰囲気最高な箱です。私は8つくらいライブハウスに色々行ってみて一番ここが好き。

アーティストが後方のこの階段から降りてきて、直接ステージに上がるのを見れるのも面白い。

人気バンドJoysideのベーシストさんが共同オーナーということもあり、有名なミュージシャンたちが楽しくお酒を飲む姿にも遭遇できます。客層広めでディープな音楽ファンが集まっている印象。

 

🎟チケットの取り方

公演についてはREDのようなSNSでファンがまとめたものを見つけるか、微信の公式アカウントをフォローして配信される記事から情報をゲットする必要があります。

チケットは微店というアプリ、または微信(WeChat)内のミニプログラムの微店経由で購入。1公演100元前後です。ちなみに支付宝(AliPay微信支付(WeChatPay)で支払い可能です。

オープンまでは門の前で並ぶように言われ、ステージが見えないバースペースはチケット不要。ライブハウス部分に入場の際、購入履歴にあるQRコードをスキャンしてもらうと腕に入場証を巻いてくれます。

入場証

 

🧺ロッカー

ライブハウス部分に入る前あたりにロッカーあり。

 

🍺ドリンク

ビールは1杯25元から。日本のライブハウスと似たようなもので、良心的価格。メニューも豊富でいろいろ飲めます。カクテルやソフトドリンク類も充実してます!

この日は1人1本お酒が配られました

 

🚽お手洗い

トイレは門の対面、目の前に公衆トイレあり。

仕切りはあるけど扉はないというタイプ。とても清潔に保たれているので安心して使えます。

 

 

※以上すべて個人の体験に基づくものであり、2023年3月時点の情報です。

INTO1'S WONDERLAND线下展览(北京)レポ

2022年10月9日、北京で開催されていたINTO1'S WONDERLAND线下展览へ行ってきました。約半年後の投稿になりましたが覚書ということで…。

この頃は入国時長いながーい隔離政策があったころで、外に出れる!となった瞬間イベントに行ったのを覚えています。

最寄りの地下鉄の駅

イベントが開催されていたのはBOM嘻番里という商業施設。

一直娱のお店とライブハウススペースがある関係かな〜とか想像はできますが、学生街で北京の真ん中にある場所ではないです。でも結構美味しい店が入ってて、それでいてがらんとしてて好きな建物です(笑)。余談ですが中国のモール的建物は個人経営の店がぽっと入ってることが多く、かなり好きポイント。

 

マルイのような建物

一直娱の店先にあったパネルたち


エスカレーターで3階に上がると「INTO1'S WONDERLAND线下展览」の大きな文字が!平日の昼間だったということもあり人は10人くらいかな?という感じでした。

 


内容については写真やパネル、衣装、本人の書いた文字…など色々ありました。グッズをチラ見しつつ、本人の書いたものに興奮。結構グッズは売り切れていてなかなかお使いとしての役目を果たせませんでした、無念。

 

オタクの一番好きなもの…


ここからはとにかくかわいさに感動した各個人とグループに贈られたフラスタを見てください〜!

 

可愛すぎる…

グループ向けのお花もちゃんとありました❣️

お会計レジで思い切って「創造営を見てから中国語の勉強を始めて今ここにいるんです…」と告白すると、レジのお姉さんが拙い私の中国語に「がんばったね!!」と喜んでくれました。人の温かさに感謝。

この機械は故障していました💫

消費額に合わせトレカを引くことになったのですが、その時に周りにいたファンたちが集まってきて(爆笑)(たぶん交換目的です)、その中でも優しい3人のオタクと交流しました〜。

 

1人目は刘宇さんの唯粉で、アイドルが好きってわけじゃなくて刘宇が好きなの…とにかく…とのこと。※微信交換してびっくりしましたがエリートかつかなり機動力のあるオタクでした。

ここで…「唯粉」とはグループ等の中でたった1人を応援することです。中国はファン活動において特にこの傾向が強いと言われています。

2人目は伯远さんの唯粉で元はキンキ好き。自作の伯远さんトレカをくれました。写真を撮るタイプのオタク。3人目は团粉で、タイBLも好きな子。Not Me最高だった、BKPPも好き〜とのことで、日本のBLドラマもしっかりチェック済み、めめみち好き♡とのこと。こんな愉快な3人に出会いゆっくりお話ししてもらったの、奇跡だなあと思います。そして普通に唯粉同士でも仲良くするんだなあという感想。

ゆる〜くやり取りを続けていますが、蘇州でのライブにもしっかり参加していて皆ガッツがすごかったです…タイのコンサートも行くらしい。ということで、私の中国渡航後初の推し活はこんな感じでした。